いきなり本番!子育て

子育てに練習なし。日常のさまざまな記録と心配ごと。

1才7か月/生活(授乳・断乳・卒乳・ミルク)

 

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赤ちゃんを抱えたお母さんの悩みの種となる、授乳、断乳、卒乳。または、粉ミルクに関するあれこれを記録したいと思います。

本当に、授乳やミルクやりが必要なくなるまで。一体、どれだけの時間インターネットで調べたり、悩んだり、睡眠を侵害されたり、痛みに耐えたりしたことでしょう。

喉元過ぎればそれも良き思い出なのかもしれませんが、
渦中のみなさんは今も、落ち込んだり、怒ったり、泣いてたりしながら、対応していることでしょう。

もちろん、ニコニコ授乳されてる方もたくさんいらっしゃると思いますが、いつもそういう訳にはいかないものです。

悩みは本当に人それぞれにはなりますが、私の場合はどうだったのかといったところを記録してみようと思います。

何かの参考になれば幸いです。

目次

 

ほとんど母乳が出ない初期の頃

私は本当に母乳が出なかった。

病院で、初乳(最初のお乳は栄養がある)を飲ませるのも一苦労。

飲ませないと、搾乳しないと余計に出なくなるというので、入院中の授乳(2時間おき)の空き時間も哺乳瓶を持って搾乳してた。

出ない搾乳は痛くてむなしい…

退院してからも、足りない分を粉ミルクで補うものの、「ミルク」だけになってしまわないように、授乳は一生懸命していた。

当初、300g缶だけ買って様子を見ようと思っていたが、なんのことはない、母乳の力不足で800g級のをばんばん買うはめになった。

 

もうすでに忘れていたことだけど、確か慣れない摩擦で、乳頭が腫れたりひりひりしたりして、出産後2週間くらいで、たまらず下記の塗り薬を購入した。子供が舐めても大丈夫なものだ。子供のために、って商品はだいたい高い。

メデラ(medela) ピュアレーン100 7g 【日本正規品】¥1,080

 

抱っこするのも慣れてないし、右抱きと左抱きで苦手な方があったりして、本当イライラしたな。(私は右頭で抱くのが苦手で。)

生まれてから数か月は、体重が何グラム増えたか、おっぱいやミルクを何cc飲んだかというのに振り回され続けて、心休まらなかった。

常にミルクを与えすぎないように、ミルクの規定量の半分にしていた。

母乳+ミルクの混合なりの悩み

ミルクで育った子なんてたくさんいる、だからって何の遜色もない人生を歩んでいる。

そんなブログや専門家はたくさんいた。それでも母乳育児をしたかった。
なんだろうこの頭の隅にある「母乳神話」みたいなの。

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「こんなことくらいは人並みにしてあげたい」という気持ちだったかな。
「私も、他のお母さんみたいに」だったかな。

私の場合は、もう産めないと思っていたし、なんでも最初で最後だと思ったから、やるしかなかったのかな。

結局、ちょぼちょぼ授乳で1回に30分、寝てしまってるような時もじっとしていたし、そのあとにミルクを足したりして、休まる時間はほとんどなかった。

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ミルクって、お湯を沸かして温度を調節して与えて、飲ませて、その後に哺乳瓶の消毒液につけたりと、本当に手間がかかる。

なんで、1回くらい洗ってくれんの。と夫に思ったもんだw

消毒だって、2人目はそんなにちゃんとしなかったわよ。ってお母さんも多いけど、ちゃんとやらずに後悔したくないから、もうやるしかなかった。

母乳とミルクの割合や量、増やす時期などに気を取られてばかりだったので、哺乳瓶の口にサイズがあることを知らなかった。


ピジョン 母乳実感乳首(シリコーンゴム製) 3ヶ月から Mサイズ

長いこと、SSで飲ませていて、Mに変えたときは、急に量が出てきたみたいでむせていたなw

試験でパンパンに張ったこと

子供が6か月の時に、通信大学の試験で初めて半日ほど家を空けた。お義母さんが来てくれて、夫と共に世話をしてくれたみたいだ。

それまで、外出らしい外出もしてなかったので気づかなかったが、なんか左の胸がメロンパンみたいに大きくてかちかちに固まっていた。(当時はすでに、片方でしか授乳してなかった。出の悪い方は諦めてしまっていた)

いつも、ちゃんと授乳できている感はまったくなかったのに、この感じ!

「私、ちゃんと授乳できていたのでは!!これが世にいう胸が張るってやつ

なんか、感動してしまった。かちかちなのに。

歯が生えてきた、噛むなばかやろう涙

8か月あたりで歯が生えてきた。噂には聞いていた、乳首を噛みちぎられそうになるやつが待っていた。

この頃はもう、吸う力や噛む力が強くなってきていて、季節の問題もあったかもしれないけど乳頭クリームが再び必要になってきた。

しかし!もう要らないと思って友達にあげていた!
気を付けて、母乳終わるまで捨てたりあげたらだめよ。

噛んで傷ついたときに、一番傷ついているのは心でした。

 「なんで、こんな大変な目して面倒みてるのに、こんなことするの…」

悲しいし痛いし辛い。逃れたい…
このあたりで授乳をやめてしまう人もいたと思います。

今となってみれば、本当悩まなくても「それはそれでいい決断」だと思います。
本当、大変やもんね。やってみなわからんよね。

ネットで調べて、よいと思った対策はこちらでした。


BAND-AID(バンドエイド) キズパワーパッド スポットタイプ

これを1/4に(十字)にカットして貼る!痛みが和らいで、なんとか授乳できました。

粘着力が強いので、一応私の場合は誤飲を避けることができました。
「背に腹は代えられぬ」と追い込まれている方は、誤飲だけ気を付けて。

この商品に救われました。

いつまで夜中のミルクを続けるのか

授乳は、離乳食の開始(5か月半ば)ごろは1日7回くらい(寝る前の儀式でもあったので)行っていたのに対し、8か月頃になると減っていき、ミルクだけで終わることもあったようだ。(育児日誌アプリの記録よりw)

ただし、寝る前は相変わらず授乳の必要があったので、飲酒もできず。

必ず夜中の1時か2時くらいに起きるので、ミルクを60~80ccあげていた。歯も数本生えている状態なので、虫歯が心配なのだが、空腹になると余計に眠れないのではと心配し、やめられない。

アプリによると、1才4か月もまだ悩みながらミルクをあげていた。気にはなるけれど、子供の平穏が一番だし。夜中にミルクをあげるとすっと寝つくから楽なのだ…

保育園(9か月から)の先生に相談しつつ、やっと1才7か月で寝る前のミルクを麦茶に変えた。授乳は続いている…

母が思っているほど、夜中のミルクって重大ではなかったようで。温めた麦茶をあげても、寝ぼけているし普通に飲んでいて拍子抜けした。

 

断乳か卒乳か

1才前後でみんな断乳・卒乳していった。
あらかじめ、1才と決めている家庭、母が病気になって薬を飲むついでに辞めた家庭、仕事の復帰とともに辞めた家庭。それはいろいろだった。

最近の風潮で、卒乳(自然に辞めるまで飲ませる)というのも流行っている。

私は、3日3晩泣かれるとつらいので、断乳を断念していた。腹が立って授乳を放棄しそうになったときはあるけど…

1才8か月の時点で、授乳は寝るときだけの儀式になってきた。まだあげてるの?とよく聞かれるように。

もうすぐ、保育園で進級するということもあって、言葉が理解できるようになってきた息子に、赤ちゃん時代の写真を見せながら日々説得は試みるようになった。

「もうすぐ、0才に赤ちゃんが入ってきて、お兄ちゃんになるのよ。」

「赤ちゃんはぱいぱいしか飲めないの。お兄ちゃんはまんまいっぱい食べれていいねぇ」

「お兄ちゃんになったら、もうぱいぱい要らないのよ」

説得効果なのか!? 1才8か月17日、初めて授乳なしで寝かすことができた。お腹の上に乗せて抱っこしながら寝る方式だ。保育園進級の半月ほど前の話である。

嘘みたいな卒乳後

 みんな言うけれど。朝までぐっすりよって。

本当にそんな日が来るなんて!!!

数日くらいは、「ぱいぱい」を禁句にしていたこともあったけれど、卒乳が完了して1か月もしたら、お風呂場で胸を息子の前にもっていっても無反応

こんな日がくるなんて、あの悩み苦しんでいた7か月くらいは何だったのか。

「早く断乳(卒乳)しないと5歳までいっていしまうわよ」

「小学校まで飲んでた子がいるんだって」

とかいろんな脅し文句もあると思います。でも、言葉がわかるようになれば、わかってくれるはず。

薬制限してた人、飲酒制限してた人、お疲れさまでした。
という日がいつか来ます!!

自由の時間がやってくる

子育てブログなんて、旬のうちに書いておかないとだめでしょうと思うのですが。
本当に自由の時間なんてなかったよー!

卒乳してからかな、夜中に自由時間ができたのは。
ブログでも書いてみようかなという気になったのは。

飲み会も、友達との泊まり(子連れ)も、投薬も、服のおしゃれ(前開きじゃない服!)も。

今までちょっと躊躇していたことが、一気にやってきました。自由って素晴らしい~

この大変さと感動は、なんというか育児の醍醐味なんじゃないかなぁ。